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膠原病

圧倒的に女性に多いという、膠原病について、簡単に解説します。

膠原病とは?

 「膠原病」は「自己免疫疾患」のひとつで、免疫システムの異常によって起こる病気です。なぜ免疫に異常をきたすのか、その理由はまだはっきりと解明されていません。私たちの身体を構成する細胞と細胞をつなぐ結合組織、膠原線維(コラーゲン線維)に由来し、ここに変化が現れる病気を総称して、膠原病とよびます。膠原病とは、いくつかの病気が集まった疾病グループで、個々の病気は独立した病気ですが、共通する3つの側面からみることができます。

原因から見ると「自己免疫性疾患」の性質を持ち、
症状には「リウマチ性疾患」の特徴があり、
病変が起こる部位をみると「結合組織」である、ということです。

どうして免疫のシステムに異常をきたすのか、その原因も様々です。

遺伝的な要因。

環境的な要因(紫外線の暴露、ある種のウイルスによる感染、妊娠・出産などを
   契機として発症するとも言われています。

強い精神的ストレス。

初期症状は?

 初期症状としては、全身の倦怠感や微熱、また筋肉や関節の痛みと脱力感を自覚します。ダイエットをしているわけではないのに、体重が減少することもあります。
 また、直射日光に過敏になり、発疹を起こすこともあります。これらの症状は見逃し放置すると、次第に悪化しますので、気になる場合は医療機関を受診しましょう。

代表的な膠原病

 膠原病には、部位によってさまざまな種類があります。

■関節リウマチ

 膠原病のなかで、もっとも多いのがこの関節リウマチです。全身に症状が表れますが、中でも関節が攻撃されることにより強い炎症が起こります。整形外科が専門の診療科となります。
 関節リウマチは、別のページでくわしくご説明しています。

■全身性エリトマトーデス

 関節リウマチについで、2番目に多いといわれている疾患です。
 皮膚・筋肉・関節・肺・心臓・肝臓・神経など、その名のとおり全身の臓器や組織が攻撃されます。高熱が出たり、皮膚に赤い発疹が出たり、吐き気・下痢・肝炎・心筋炎が起こるなど、さまざまな症状が発生します。

■全身性強皮症

 おもに皮膚が攻撃され、全身の皮膚が硬くなるのが、もっとも特徴的な症状です。また、ほとんどの場合において、肺炎を起こします。肺高血圧症を起こすこともよくあります。

■多発性筋炎・皮膚筋炎

 おもに筋肉や皮膚が攻撃されます。「多発性筋炎」とは、全身の倦怠感とともに、筋力が低下する病気。重症になると、軽いものでも持ち上げられなくなり、歩行困難になる場合もあります。多発性筋炎の症状とともに、赤い発疹など皮膚症状をともなう場合は「皮膚筋炎」といわれます。

■結節性多発動脈炎

 全身の血管が攻撃されることによって起こる病気です。発熱・倦怠感・筋力低下・血尿・高血圧・狭心症・関節痛など、さまざまな症状が起こります。

■シェーグレン症候群

 おもに唾液腺、涙腺などが攻撃され、ドライアイ・ドライマウスなどの症状が現れます。そのほか、心臓や肺・消化管・神経などにさまざまな症状が出ます。

 このように、さまざまな病態があり、症状も治療法もそれぞれ異なります。上記の疾患のうち、当院では「関節リウマチ」を診させていただいています。
 関節リウマチの特徴的な初期症状は「関節のこわばり」です。手などに違和感を覚えましたら、早めに受診してください。

専門外来 枕外来

三重県松阪市の整形外科病院。関節リウマチ(関節リューマチ)などの膠原病について解説。